3月下旬、東日本大震災で地震津波被害の現場であり福島原発から20キロ県内の福島県南相馬市原町区へ行きました。
鉄塔はなぎ倒され家屋は流されました。凄まじい津波被害です。がれきと泥が一面に広がっています。
福島原発から20〜30キロ圏内のため土砂の下の捜索が進んでいません。今日は晴天ながら乾いた冷気で時折パラパラと雪が降ります。被災地の乾いた地面からヒューと土埃が舞いました。
街中はゴーストタウン状態です。7万の人口のうち5万人が避難されたそうです。
石油も日用品、医療品、食糧も足りません。危険だとして物質が届かないのです。
正確な情報が入らず大手マスコミも近よらない、まるで陸の孤島ではないか、困った時は助け合うのが日本人の美徳ではないか、と避難せず頑張っている自治体関係者はいら立ちを隠しません。
市役所屋上で放射能を計測していた自衛隊が測定器を置きっぱなしにしていなくなったことも。どうしたことでしょうか。
情報が開示されていないのです。
そんな中、富山県南砺市は「200年前、天明の飢饉の後に富山から相馬に約7000人の移住を受け入れてもらったお返しです」と田中幹夫市長先頭にボランティアにやってきました。
大飢饉の後、人口の減少が大問題に。移住がご法度だった江戸時代、浄土真宗の宗徒が大きな役割を果たしました。
コンビニも昨日からセブンイレブンが営業再開しました。
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