原発 現実が再稼働を許さない
敦賀原発1、2号機(福井県敦賀市) |
エネルギー政策で安倍氏は「脱原発依存」とのべる一方、「原発ゼロは無責任」と主張。政権公約では再稼働は「3年以内に順次判断」と容認。エネルギー政策では「10年以内に電源構成を決める」とし、新規建設も否定していません。
しかし、原発をめぐる現実が、自民党の再稼働推進方針の前に立ちふさがっています。敦賀原発では、直下に活断層がある可能性があると専門家が一致。再稼働を強行した大飯原発でも直下に危険な活断層があることを否定できなくなっており、再稼働の条件そのものがありません。
大飯原発再稼働反対抗議行動 |
すでに原発からは24000㌧もの使用済み核燃料が作り出されており、貯蔵しているプールは数年で満杯になります。「原発即時ゼロ」こそ最も現実的で一番責任があり、実現可能なものであることがいっそう明らかになっています。
財界いいなりに破たんした原発政策に固執するのかが厳しく問われます。
「しんぶん赤旗12.19」より
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